
「プラントベース・ダイエット」って何? 具体的に知りたい!
今回は、私が学んだ、プラントベース・ダイエットの考え方、やり方、ビーガンとの違いなどを、説明します!
最近よく耳にする「プラントベース」。
スーパーでも、オートミルクやアーモンドミルク、大豆肉など、植物由来の食品をよく見かけます。
私も、アメリカに来て、プラントベース・ダイエットを実践しています!
はじめてまもない頃は、「肉を食べない」ぐらいの知識でした。
でも、プラントベース・ダイエットのことを、本や動画などで勉強するほど、とても奥深い・・・!!
プラントベース・ダイエットに興味のある人は、参考にしてみてください。
このブログ記事で、こんなことがわかります。
- ブラントベース・ダイエットって何?
- ビーガン(Vegan)と違うの?
- プラントベース・ダイエットには、種類がある


ブラントベース・ダイエットの考え方
プラントベース・ダイエットは、
野菜や果物、豆類、木の実、穀物などの、植物由来のものを中心とした、食生活のことです。
食事の中に、「できるだけ植物由来のものを取り入れよう」という考え方。
従来、アメリカでは、動物由来の食事が基本です。これは、「アメリカン・スタンダード・ダイエット」と言われることもあります。
典型的な、アメリカン・スタンダードの1日の食事は、こんな感じです。
<アメリカン・スタンダード・ダイエット>
朝食:パンケーキ(バター)、目玉焼き(卵)、ソーセージ or ベーコン(豚肉)
昼食:ハンバーガー(牛肉)、フライドポテト
夕食:グリルチキン(鶏肉)、じゃがいも(バター)
デザート:アイスクリーム(牛乳)
お肉や乳製品を使った食事がたくさん・・・。
「アメリカの話でしょ?」「日本には和食がある」という人もいますが、日本も結構な「肉食環境」だと思います。
実際、私は、日本で生まれ育ちましたが、子どもの頃から、ハンバーグや唐揚げ、ウィンナーなど、肉食が好きでしたよ。



話が少し脱線しちゃいました(笑)。プラント・ベースに戻しましょう!
プラントベース・ダイエットでは、食事内容を、できるだけ植物由来の食品に置き換えていきます。
こんな感じの食事プランです。
<プラントベース・ダイエット>
朝食:オートミール、ブルーベリー、バナナ
昼食:ひよこ豆のサラダ、全粒パン
夕食:ショートパスタ入りミネストローネスープ、グリル野菜
デザート:ナイスクリーム


プラントベースとビーガンとの違いは? お肉は食べたらNG?
プラントベース・ダイエットでは、完全菜食主義のビーガンと違い、お肉や卵、魚などの動物由来の食品を100%NGにはしていません。
ビーガン・ダイエット:動物由来の食品を食べない、完全菜食
プラントベース・ダイエット:植物由来の食品を積極的に取り入れる、動物由来の食品を極力避ける
お肉や乳製品などの、動物由来の食品を控えたい人、ビーガン・ダイエットに興味がある人は、制限が緩めのプラントベース・ダイエットからスタートするいいと思います。
いきなり食生活を大きく変えると、「これは食べれない」「これは食べれる」と常に頭の中が食事のことになってしまって、ストレス。
いつもより、意識的に野菜や果物を食事に取り入れるところからやってみるのがオススメです!



動物由来の食品を制限するメリットは、別の記事で書きたいと思います。


プラントベース・ダイエットは「ホールフード」がポイント
実は、私がプラントベース・ダイエットをはじめたばかりの頃、こんなことを考えていました。



植物由来だから「ポテチ」食べても、いいんだよね?
ポテトチップスは、ジャガイモからできているので、「プラントベースでしょ!」って思いがち。
実は、植物由来の食品でも、避けるべきものもあり、ポテトチップスは代表的な例のひとつです!
避けるべき理由に、プラントベース・ダイエットには、植物を丸ごと食べるという考えがあるから。
ちなみに、丸ごと食べることを、英語でホールフード(Whole Food)と言い、「ホールフード・プラントベース・ダイエット(Whole Food- Plant Based Diet)」とも呼ばれています。
ホールフードの考え方
- 精製されているもの
- 加工品
ポテトチップスのジャガイモを揚げる油は、とうもろこしや菜種など、種や野菜を精製して作られたものです。
精製されたものや、加工品は、カロリー過多になりがちだったり、食物繊維など、取り入れたい栄養素がない・少ない状態に。



精製品や、加工品を控える理由は、別の記事で詳しく書きたいと思います。
もう少しわかりやすく、プラントベースだけど、控えたい例を見てみましょう。
プラントベース・ダイエットはいろんな考え方がある
世界には、プラントベース・ダイエットやビーガン・ダイエットを行なっている人が、たくさんいます。
主な理由は・・・
- 健康のため
- 環境のため
- 動物愛護のため
行う理由は人それぞれで、やり方もたくさん!
プラントベースを推奨するお医者さんの中にも、油は使わない方がいいという人もいれば、少しであれば大丈夫という人もいます。
大切なのは、どうして使わない方がいいの理由をしっかり理解することと、理解した上で、自分はどうするか決めることだと思います。


プラントベースをはじめた私の場合・・・
私がプラントベースをはじめた理由は、増えてきた体重を減らしたかったから。
痩せることで、高血圧のコントロールにもつながって欲しいという気持ちもありました。
そのため、脂質は極力減らしたかったので、油は減らして、ナッツや種などのホールフードから取るように。
はじめから制限をたくさん作ると苦しくなるので、自炊するときや夫と二人だけで外食するときは、プラントベースな食事にし、家族や友人と食事をするときは、柔軟に肉や魚もOKというスタイルにしています。
ゆるくはじめたプラントベース・ダイエットですが、それでも効果は目に見えて出てきました!



体の変化も、また報告しますね!
【プラントベース・ダイエット】が気になる人へ


今回は、プラントベース・ダイエットって何?と解説してみました。
ハイライト
- プラントベース・ダイエット=野菜や果物、豆類、木の実、穀物などの、植物由来のものを中心とした食生活
- ビーガンとは違い、肉や魚、乳製品が100%NGなわけではない
- 精製や加工がされていない・少ない、ホールフードがベター
- プラントベースにも、いろんな考え方があるので、理解した上で、自分に合うものを選ぶ



プラントベース・ダイエットが気になる人は、少しずつはじめてみると良いと思います。
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